中古機器販売・中古機器設置・セラミック加工・ラップ加工・ポリッシュ加工の青津エンジニアリング

"やる気のある人間はとことん面倒を見る"
当社が精密加工を手がけるファインセラミックスは、車載機器や家電製品のほか携帯電話やパソコン、ヘッドフォンステレオなどさまざまな製品に用いられています。これら電子機器の小型化・スリム化に従い、一段と高精度な加工が求められることが多くなりました。大手企業の研究開発部門から、当社を見込んで難しい案件が持ち込まれる機会も増えています。
　持ち込まれた難削材を仕上げたときや、今まで不可能だった寸法精度を実現したときの達成感は何物にも代え難いものがあります。とはいえ、精密加工、特に研磨は地道な作業の連続。日頃から技術を磨き続ける努力が不可欠です。
　そのため当社に入社を希望する方には、なによりもやる気と粘り強さを求めます。私自身は営業畑の出身ですが、ある大口顧客を獲得する際に試作品を何十回となく持ち込み、２年間通ってようやく仕事の受注にこぎつけた経験があります。
　努力次第で年齢や経験に関係なく大きな裁量を与える、というのは多くの中小企業と同様ですが、当社には、粘り強く努力する姿勢さえあればとことん最後まで面倒を見る用意もあります。

電子部品や半導体、車載関連の基板などに使われるファインセラミックスの精密加工が主力事業です。売上高構成比では加工が８割、治具や工具の販売が２割を占めています。鏡面加工や両面ラップなどの研磨だけでなく切断、穴あけなどさまざまな加工が可能で、協力工場とも連携しながら顧客の要望に柔軟に対応しています。
　創業は１９８０年。当初は車や電子部品に使われる特殊な磁石の加工を手がけていました。その後、セラミックス加工への進出を果たし、砥粒の選択から機械操作に至るまでさまざまなノウハウを蓄積、今では両面機を用いた場合で板厚０.１５ｍｍのセラミックス板を公差±５μ（ミクロン）で研磨可能という高い加工精度を誇ります。こうした地道な研鑽に基づいた技術は顧客からも強い信頼を得ており、東芝や日立など大手各社からも直接案件が持ち込まれます。

従業員の７割が女性です。加工部門のリーダーを筆頭に加工や検査、事務の各部門で女性が活躍しています。精密加工は地道な作業ですので女性の方が向くのかもしれませんが、性別に関係なく実力が発揮できることは確かです。
　また、現在は新入社員に技術だけでなく社会人としての基礎を教えるため、独自のマニュアルも作成しています。完成後は会社ぐるみで新入社員を育てる体制が整うと思います。